マイペースで楽しくだよ!

文具女子博の出店を機に、様々な連絡がやってきています。

多いのは、エビフライ雑貨を海外に売り出しましょう、中国で売り出しましょう、というお話です。

卸は小規模の個人の方からご連絡をいただき、何箇所かには行なっていますが、とても素敵だからぜひご一緒したいと方々で、私たちに代わって届けてくれる方々に限っています。

そもそもは2人だけの極小メーカーなのだから、卸を行うほどではないし。なのでお問い合わせやお誘いは生意気ながら、大きいお話ほど、お断りしています。

先日、twitterでつぶやきましたが、インスタから日本にお住いの外国の方からエビフライを「欲しいです。どこで買えますか?」とご連絡いただき、返答したところ、その方にたくさん買っていただいたということがありました。

最初は多めではあるけど、sold outにならない程度だったのですが、その荷物が届いたという動画をWeiboにあげていただいたことから、反響があり、そこからあれよあれよという間にエビフライを多数購入する方が続出しました。

当初はたくさん次々に注文がくることと、海の向こうの誰かにもエビフライが届くなんてことに、ワクワクが止まらなかったのですが、明らかに代理購入や会社からの注文なども続き、ちょっと気持ちのどこかに違和感を感じるようになりました。

それでもお友達の分を代わりに購入して送るんだよ、今は日本に来れないから仕方ないよ、これはいいことだからと思うようにしていたのですが、

日曜日に全てのSHOPで全てのエビフライをお一人の方が買い占めたということが起こり、さらにその方から売り切れになってしまった、もっと欲しいから大量発注させてくれませんか、とのご連絡をいただきました。

WeiboにUPしてくれた方で「ファンがたくさんいます。皆が欲しがっています」と言ってくれたのですが、空になったSHOPや皆が欲しがってるという言葉に嬉しい気持ち反面、違和感がハッキリしました。

・「たくさんの人に届けたい」と「たくさん売りたい」は同じようで同じじゃない。

・直に届けて、ダイレクトに反応を知りたい。

「ファンがたくさんいます。皆が欲しがっています」が聞きたいのではなく、

「届いたの見てでかくてビックリですよ!」だの、「ふわふわで癒されてます」だの、「相変わらず作るものがクレイジーですな!」などなど。批判でも文句でもいいから直接聞きたいのだと。

違和感あるままではいられないと、丁重に発注にはすぐにお断りを入れて、エビフライに関しては、しばらくリピート購入と同アイテム複数購入をお断りすることに。

姉妹で、親子で、友達とお揃いにしました!なんて嬉しい声があって、点数制限は正直したくなかったのですが・・・苦渋の決断でした。

ここのところ、オーナーは大量発注やその対応に、店長は在庫枯渇を恐れて製作に、と、バタバタしまくっていますが、バタバタしながらも、今はスッキリとした気分です。

問題が出てくるとウンウン唸って考えて、ちょっと苦しいんだけど、そんなことも楽しんで行こう。

マイペースで楽しくだなぁと。

これからもそんな感じで参ります。

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